大統領から学ぶ抵抗勢力を味方にするための方 |F.W.クラーク

企業経営において未来を見据え、それまで行っていたやり方を捨て変化を余儀なくされる場面は、経営者であれば日常茶飯事です。しかし、その新施策を考えて実行する際それまでのやり方に慣れている抵抗勢力の圧力で、新規施策を実施できないということもあります。

本日はそういった抵抗勢力に対して、どのように推し進めるとよいかを国家施策として成功させた人物の具体的な手法から見ていきます。

人物の名はF.W.クラーク。

南アフリカ共和国大統領として1993年にノーベル平和賞を受賞し、ネルソンマンデラを釈放した人物です。マンデラといえばアパルトヘイト撤廃で非常に有名ですが、クラークなしではこの偉業は成し遂げられませんでした。それまで繰り広げられた人種差別を撤廃し、世界を変えるためにクラークは様々な変化を国中で起こしていきます。その際に数えきれないほどの抵抗勢力に抵抗をされる中で、クラークは一つずつ和解をしていきながら政策を推し進めました。

その際の成功事例を語ったセミナーがあるのですが、我々経営者にも共通して活用できる部分があると思ったので本日はそのやり方を紹介します。

彼のやり方の一部はこうです。交渉のなかで、同意できる事柄をリストアップすることから始めます。意見の一致する事柄のリストを作るのです。そうすると、意見が食い違っていた項目がどんどん減ってき、残された問題がいかに困難なものかは関係なく、もう後戻りはできないというところにまで話は進みます。すると、川の中央部分は通り越してしまい、反対側の岸に泳いで行って、残りの問題の解決に全力を尽くすしかないという地点まで来てしまう状態になると言います。ここまでの状態になると、何世紀も戦ってきた敵同士の交渉でさえ、前向きに進むとクラークは言います。

あなたが新しい施策を実行する際抵抗勢力に対して、意見の一致する事柄は何か?をリストアップしてみてください。

それでは、また。

株式会社ビッグオー代表
執筆者  園田隆之

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