企業文化浸透で有名なザッポスが採用で徹底している1つの施策 |トニー・シェイ

あなたが経営する企業において「企業文化」を浸透させるためどのような施策に取り組んでいますか?社是やクレド、コア・バリューなど、様々な呼び方で、自社に浸透させようと努力をしている企業も多いはずです。

本日は、その企業文化というものを浸透させることにおいて、世界的に成功をしたザッポスという企業を紹介します。

ザッポスは元々、靴の通販事業から始まったベンチャー企業ですが、顧客満足度を徹底追及する企業文化で、今では世界的な企業へと成長しました。その成功を作り出すためにザッポスでは採用時から徹底していることがあります。

まず、入社したら誰でも顧客と最も接点が多いコールセンター部門に配属するのです。部長や取締役などの役職は一切関係ありません。とにかく、入社した全員をまずはコールセンターで2週間働かせるのです。

また、新規入社した社員は全体で5週間のトレーニングを研修として受けるのですが、、、

トレーニングが1週間ほど経過した際に、ザッポスは驚くべき提案を社員に行います。1週間経った時点で、会社を辞めるならば、それまでに費やした時間に対する対価を与えます。

また、別途ボーナスとしても2,000ドルを支払うというのです。 さらに驚くべきことは、この提案はトレーニング終了まで有効であるというのです。

この施策の目的をザッポスCEOのトニー・シェイは次のように語ります。

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収入だけが目的の従業員は欲しくないから

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この施策を実施して効果はすぐに出ます。すぐに辞めてしまうような社員に去ってもらえるようになったという元々の目的も達成できたのですが

もう1点大きく利点があったそうです。それは、残る社員が会社に対して強くコミットするということでした。提案を受けた社員は一度自宅にその提案を持ち帰ります。

そして、

・ザッポスの長期的な目標は共感ができるものだろうか?

・この会社のコア・バリューは自分と合っているのだろうか?

これらを自問自答して残った社員は、会社に対するコミットメントや熱意、情熱の傾け方が大きく異なっていたと彼は語ります。 この「自社の企業文化に合う社員」を採用することだけに特化した施策が功を奏し、ザッポスは世界的にも有名な企業へと成長を遂げます。

もし、あなたの会社で企業文化の浸透施策を検討している場合、ぜひ参考にしてみてください。

それでは、また。

株式会社ビッグオー代表
執筆者  園田隆之

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