成功して稼ぐことは悪なのか | ロバート・ワイランド

あなたが起業家・経営者であれば事業で成功して多くのお金を稼ぎたいと多かれ少なかれ思っているでしょう。しかし、社会的価値を出して、稼いだにもかかわらず、「稼ぎすぎだ!」と妬みや非難にさらされることが起きえます。起業家や経営者の中にはそのような非難を受けたくないが故大々的に稼ぐことをためらう方もいるかもしれません。

 

本日は、そのような非難に立ち向かい、世界的な画家として成功をおさめ、アメリカでもっとも影響力のある海洋生物保護論者として知られるロバート・ワイランドを紹介します。

彼が19歳の時の話です。自然の美しさを見れば環境保護の賛同者を増やせると思った彼は、当時の誰もが無謀だと考えた100カ所に壁画を描く目標を立てます。 19歳の若者が立てた壮大な目標に多くの大人たちは冷ややかな目で、中には、最初から無理だと決めつけて「地元で成功しても別の土地では無理だよ」という言葉を吐いた大人もいたそうです。

ですが、彼はその言葉を引き合いに次のメッセージを多くの若者に語ります。

「すべてを燃料にしなさい。」彼は続けます。

心無く浴びせられたあの言葉のお陰で今も自分が出来る限りの最高の自分になる為に頑張り、成功を目指せている、と。

そして、それから約30年後。

100 枚目となる最後の鯨の壁画は、110ヶ国の学生との共同制作で行われ、ワシントンD.C.のナショナルモールに展示されるほど世界を巻き込みました。また、彼の著書は20冊以上にのぼり、2008年の五輪ではアメリカチームの公認アーティストに選ばれるなど世界的アーティストとしての地位を確固たるものにする結果も得ました。

そんな、世界的に大成功をおさめたワイランドですが、成功者や金持ちを目の敵にして「儲けすぎだ」と非難する人を彼は嫌うと言います。

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まず成功しなければ、自らが描く

大きな目標の達成は無理なのです。

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彼がとあるセミナーで語った言葉です。

大きな目標を達成するためには社会的な成功をし、大量のお金と影響力、自らの意志で動ける自由が必要になってきます。

大きな目標を達成するためにこそ周りの避難や中傷すらも原動力に変え日々愚直に自らの仕事を全うし、成功する責任が起業家にはあるとワイランドは言います。

あなたにとって避難や中傷ですら原動力に変えて成功を目指したい大きな目標はなんですか。

ぜひ考えてみてください。

それではまた。

株式会社ビッグオー代表
執筆者  園田隆之

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